


【dee's magazine と わたし】
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【やりたいことがやりたい】。そのための尽力は、苦労とは感じてもなさそうな千葉美穂さんが主宰する、フリーとは信じがたいフリーマガジン《dee's magazine》が誕生するまでのことや 今後の展望が、写真入りで掲載されています。
こちらは、著者によるサイン入りの書籍です
店主は、気がつけば「読む」ことが好きで、90年代に某ファストフード店が発行していたフリーペーパーすらも、しっかりもらってきて隅まで読んでいました。外国の風景写真と共にその国ならではの文化が紹介されていたりしたものです。企業だけではなく個人によっても、広めたい内容は紙に印刷され、多様なルートで配られた結果、読み物が多く出回った90年代。この頃、フリーペーパーというものは、好きなお店に出向くといくらでもあって選び放題でした。わたしは雑誌も何冊も買うのですが、それとこれとは別もので、フリーペーパーも《読みたい》…。
個人的すぎる世界観が「テイクフリー」で配られる。《文を書いているこのかたは一体どんなひとなのだろうな》と思いながら連載を読む。深掘りしようのない時代は、想像力をかきたてました。
時は流れて令和になります。印刷、という手間を挟まなくとも、データのまま情報が行き交える時代になり、そのせいもあってか、また、紙に印刷されたものを重んじない風潮にもなりつつあるのか、個人情報のひとり歩きは怖いよねとなったのか。街のなかで見かけていた個人のフリーペーパーは、見かけなくました。わたしは紙に印刷された「本」や「新聞」が好きなままです。データで得た情報をわざわざ手帳に書き写して残したりしています。文字となり、みえる「形」として残してあるということに、いまだ安心感を感じるようです。
2020年12月「dee's magazine」発刊。ビビッドカラーで印刷されたフリーマガジンでした。当時 運良く取り寄せが可能で手に入れられた時、若かった頃と同じ気持ちで夢中で読みました。そして主宰しているかたに感想文を送りました。
今回紹介する本の著者は、dee's magazineを発行されている千葉美穂さん。dee's magazineは、フリーマガジンというかたちを継続し、2025年3月現在、9号まで発行されています。今年10号目が発刊される予定です。
彼女がなぜ無料でdee's magazineを印刷し続けるのか。独自のルートで全国へ届けることになった経緯も、このブルーの表紙の一冊に閉じ込められています。
この本は文庫本サイズ。重量こそ軽いものの、千葉さんの縦横無尽に広がる思いは色濃い。かつ彼女の持ち味でもあるライトな語り口で、実直につづられています。
dee's magazineに興味のあるかた/存在を知らなくても、ものづくりをされているかた、またはこれからなにかを始めようとしているかたには とくに、ご一読いただきたいような内容です。
読後、「次の一歩」を千葉さんに応援されているように思いました。皆さんにも千葉さんの世界をのぞき見てほしい。こちらの本をおすすめします
【dee's magazine BOOKS #5】
◯2024年12月1日発行
◯著者・デザイン・発行
千葉美穂さん(Ophelia Design Studio.)
◯編集・イラスト
小梶嗣さん(CITY&BEACH)
※dee's magazineは不定期発行ですが、
手に入れる方法が幾通りかあります。
興味のあるかた 詳細はInstagramアカウント
@deesmagazine
より情報をご覧ください
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